私が読んだその他の基本書を紹介しよう(星は役立ち度です)。
一般入門書
★ はじめてのアメリカ法 補訂版
大好きな樋口先生の本だが,読み物としてはともかく,barexamに役立つ導入本ではない。
★★★ ハンドブック アメリカ・ビジネス法 吉川 達夫
ものすごく良い。ベストの入門書だと思う。
タイトルは「ビジネス法」だが,刑法や刑事手続等の簡単な解説もあり,barexam全体に役立つ入門書。
Barbri テキスト・問題集(一回前のもの,e-bayで購入)
barbriの前回用のテキスト全巻はe-bayで購入した。なんだかんだと満足しているが,全部は不要だった。
目的に併せて必要なものを購入した方が経済的だし場所も取らない。
barbri問題集
★★ MBE Practice Questions
MBE問題集。他でも十分足りる。7割ほどした。
★★ Simulated MBE
中身は上に似ているが,MBE模擬試験用問題集。
★★ Essay testing for Ca
エッセー過去問集。科目ごとに過去問を選択し1問の解答付き。私は好きだが同解答の評判は概して悪い。問題選択は非常に良い。
私はボロボロになるまで読んだが別の方法での勉強は可能。
★★★ Ca Performance Test
PT問題集。過去問以外にこれを超える90分問題対応問題集はないだろう。
他と同様解説がほとんどないのは残念だが詳細の採点基準から多くを学んだ。
barbriアウトライン
★ The conviser mini review for Ca
コンパクト・アウトライン。ネットでより良いものが無料で入手できる。ほぼ利用せず。
★ Lecture Handout for CA
CA民訴法だけ利用した。その部分はコンパクトなまとめが少なかったので非常に助けられた。他はほぼ見ていない。
なお,この本は空白部分の多いレジュメで,講義を聞いて埋めることになっている。油断すると空白部分だらけのテキストを購入することになるので要注意である。
★ Outline for Multistate
全国用詳細アウトライン。ほぼ未読。
★★ Outline for CA
同じくCA科目用詳細アウトライン。CA科目は教材が手に入りづらくなるので評価が高まる。
2019年06月20日
読んだ基本書 非MBE科目
私が読んだ非MBE科目の基本書を紹介しよう(星は役立ち度です)。
リメディ
★★ Examples & Explanations for Remedies
非常に分かりやすく,リメディとは何か,何が問題なのかを多数の事例と共に伝える素晴らしい本だ!と思いながら何度も読んだ。しかし,今は余りお勧めできない。まず,3〜4割は試験範囲外の説明で,しかも深くというより横に広がった説明なので点に結びつかない。また,表現や切り口が受験界通説と合っていないため,そのままでは使いづらいことが受験直前に分かった。いい本なのだが・・・。
弁護士倫理
★★ 概論 アメリカの法曹倫理―事例解説 単行本 –ロナルド・D. ロタンダ
nutshellの翻訳。バージョンアップされているかもしれないが,私の買ったものは誤字・脱字も多く,翻訳も固すぎて大変読みづらかった。それでも英語で読むよりは圧倒的に高速で読めたし,内容は基本的な教科書で不満はない。
★★★ 完全対訳/ABA法律家職務模範規則
ABAルールをコメント付きで訳しただけの本。ただ,英文もあり訳も素晴らしく,繰り返し繰り返し読んだ。ABAルール自体,変な基本書より分かりやすい。
★★ Professional Responsibility (Crunch time)
クランチタイムの中では出来が悪いかもしれない。もとからエマニュエル氏が書いていない。ただクランチタイムらしくコンパクトに全体を分かりやすくまとめている。
★ Ethical Problems in the Practice of Law: Model Rules, State Variations, and Practice Questions, 2017 and 2018 Edition (Supplements)
ABAルールと各州ルールを紹介する本だが全く使えない。ABAルールは上の本,あるいはネットで十分だし,他州についてはカリフォルニア州ルールが改正されてしまい,全く使えなくなってしまった。
★★ Strategies & Tactics for the Mpre
MPRE用の問題集。単に過去問と解説があるだけで,予備校から似たようなものが無料で入手できるという噂だが,入手方法がよく分からず購入した。MPREとエッセーでは試験範囲が微妙に違うが,MPRE用としては,非常に良いだと思う。
商組織法(代理法,組合法,会社法,含む証券取引法)
★★ 現代の代理法―アメリカと日本
最初の50ページと最後の50ページしか試験には役立たないが,その部分は,日本法と比較しながら非常に分かりやく解説していて勉強になった。こちらは基本restatement 3rd の解説。未読だがアメリカ法ベーシックスシリーズはrestatement 2nd 準拠と聞いた。そもそも言葉遣い以外大差はなさそうだが,ようやく3rdも受験界通説になりつつあるし,3rdの方が法律自体の出来が圧倒的にbarexam向き(2ndは無駄に長い)。
★★★ Business Associations (Acing)
understanding会社法の日本語版を立ち読みしたら8割がた試験範囲を超えており,何を買おうかと悩んでいたときに巡り合った。試験範囲を過不足なく,豊富な事例とともに分かりやすく解説。会社法で基本書を求めるならこれしかない。ただし,代理と組合についての記載はさすがに薄い(1章しかない)。
★ アメリカ証券取引法(アメリカ法ベーシックス)
インサイダー取引に触れる中盤の100頁ぐらいしか役立たない。その部分の説明は分かりやすいがbarexamとはマッチしない(レベルが高すぎる)。
遺言・信託
★ 現代アメリカ信託法(大塚 正民)
ほぼ役立たない。barexamレベルをほとんどが越えてしまっている。
★ Questions & Answers: Wills, Trusts & Estates
ほぼ役立たない。遺言はCA法と違う観点からの説明がほとんど。全体的まとまりも悪い。
夫婦共有財産法
★★★ Examples & Explanations: Community Property
名著。3〜4割ほどは知らなくても合格答案を書けるレベルの高い話だが,そうはいっても全体で300頁。その部分も知っておいた方が深い理解に役立つし,得点に結びつかないわけでもない(加点になる)。
リメディ
★★ Examples & Explanations for Remedies
非常に分かりやすく,リメディとは何か,何が問題なのかを多数の事例と共に伝える素晴らしい本だ!と思いながら何度も読んだ。しかし,今は余りお勧めできない。まず,3〜4割は試験範囲外の説明で,しかも深くというより横に広がった説明なので点に結びつかない。また,表現や切り口が受験界通説と合っていないため,そのままでは使いづらいことが受験直前に分かった。いい本なのだが・・・。
弁護士倫理
★★ 概論 アメリカの法曹倫理―事例解説 単行本 –ロナルド・D. ロタンダ
nutshellの翻訳。バージョンアップされているかもしれないが,私の買ったものは誤字・脱字も多く,翻訳も固すぎて大変読みづらかった。それでも英語で読むよりは圧倒的に高速で読めたし,内容は基本的な教科書で不満はない。
★★★ 完全対訳/ABA法律家職務模範規則
ABAルールをコメント付きで訳しただけの本。ただ,英文もあり訳も素晴らしく,繰り返し繰り返し読んだ。ABAルール自体,変な基本書より分かりやすい。
★★ Professional Responsibility (Crunch time)
クランチタイムの中では出来が悪いかもしれない。もとからエマニュエル氏が書いていない。ただクランチタイムらしくコンパクトに全体を分かりやすくまとめている。
★ Ethical Problems in the Practice of Law: Model Rules, State Variations, and Practice Questions, 2017 and 2018 Edition (Supplements)
ABAルールと各州ルールを紹介する本だが全く使えない。ABAルールは上の本,あるいはネットで十分だし,他州についてはカリフォルニア州ルールが改正されてしまい,全く使えなくなってしまった。
★★ Strategies & Tactics for the Mpre
MPRE用の問題集。単に過去問と解説があるだけで,予備校から似たようなものが無料で入手できるという噂だが,入手方法がよく分からず購入した。MPREとエッセーでは試験範囲が微妙に違うが,MPRE用としては,非常に良いだと思う。
商組織法(代理法,組合法,会社法,含む証券取引法)
★★ 現代の代理法―アメリカと日本
最初の50ページと最後の50ページしか試験には役立たないが,その部分は,日本法と比較しながら非常に分かりやく解説していて勉強になった。こちらは基本restatement 3rd の解説。未読だがアメリカ法ベーシックスシリーズはrestatement 2nd 準拠と聞いた。そもそも言葉遣い以外大差はなさそうだが,ようやく3rdも受験界通説になりつつあるし,3rdの方が法律自体の出来が圧倒的にbarexam向き(2ndは無駄に長い)。
★★★ Business Associations (Acing)
understanding会社法の日本語版を立ち読みしたら8割がた試験範囲を超えており,何を買おうかと悩んでいたときに巡り合った。試験範囲を過不足なく,豊富な事例とともに分かりやすく解説。会社法で基本書を求めるならこれしかない。ただし,代理と組合についての記載はさすがに薄い(1章しかない)。
★ アメリカ証券取引法(アメリカ法ベーシックス)
インサイダー取引に触れる中盤の100頁ぐらいしか役立たない。その部分の説明は分かりやすいがbarexamとはマッチしない(レベルが高すぎる)。
遺言・信託
★ 現代アメリカ信託法(大塚 正民)
ほぼ役立たない。barexamレベルをほとんどが越えてしまっている。
★ Questions & Answers: Wills, Trusts & Estates
ほぼ役立たない。遺言はCA法と違う観点からの説明がほとんど。全体的まとまりも悪い。
夫婦共有財産法
★★★ Examples & Explanations: Community Property
名著。3〜4割ほどは知らなくても合格答案を書けるレベルの高い話だが,そうはいっても全体で300頁。その部分も知っておいた方が深い理解に役立つし,得点に結びつかないわけでもない(加点になる)。
読んだ基本書 証拠法
私が読んだ証拠法の基本書を紹介しよう(星は役立ち度です)。
★★★ California Evidence: A Wizard's Guide
OJシンプソンの弁護で名をはせた弁護士による本。前半100頁ほどで,OJ事件の経験も語りながらCAの証拠法を連邦と比較しながら詳しく解説。この部分だけでも非常に役立つが,さらに後半では尋問調書(想定事例)を読みながら的確に異議を述べる訓練が延々と続く。実務的でありながら,直接試験にも役立つ素晴らしい本。ただしレベルは相当に高い。
★★ Emanuel Law Outlines for Evidence
いまいち役立たなかった。というのもコモンローにおける証拠ルールを詳しく説明しているのだが,それは試験範囲を超えているし,証拠法ではそこまでの深い理解より,実務的な対応能力を学んだ方が役立つ。
★★ Federal & California Evidence Rules: 2016-2017
連邦法を左,CA法を右に配置し,単に条文だけを序盤に記載し,後半はそれぞれの法律のコメントも含めて記載。ネットで無料で入手可能だが手元にあるととても便利。どちらの法律も法律・コメント自体が下手なアウトラインより分かりやすい。
★★ Examples & Explanations: California Evidence
感動的な名著。私が読んだ全E&Eの中で一番分かりやすかった。ただ,残念ながらCA証拠法をここまで勉強する必要があるかと聞かれれば,正直ないというしかない。とはいえ手元において分からないことを調べるには最善。
★★★ California Evidence: A Wizard's Guide
OJシンプソンの弁護で名をはせた弁護士による本。前半100頁ほどで,OJ事件の経験も語りながらCAの証拠法を連邦と比較しながら詳しく解説。この部分だけでも非常に役立つが,さらに後半では尋問調書(想定事例)を読みながら的確に異議を述べる訓練が延々と続く。実務的でありながら,直接試験にも役立つ素晴らしい本。ただしレベルは相当に高い。
★★ Emanuel Law Outlines for Evidence
いまいち役立たなかった。というのもコモンローにおける証拠ルールを詳しく説明しているのだが,それは試験範囲を超えているし,証拠法ではそこまでの深い理解より,実務的な対応能力を学んだ方が役立つ。
★★ Federal & California Evidence Rules: 2016-2017
連邦法を左,CA法を右に配置し,単に条文だけを序盤に記載し,後半はそれぞれの法律のコメントも含めて記載。ネットで無料で入手可能だが手元にあるととても便利。どちらの法律も法律・コメント自体が下手なアウトラインより分かりやすい。
★★ Examples & Explanations: California Evidence
感動的な名著。私が読んだ全E&Eの中で一番分かりやすかった。ただ,残念ながらCA証拠法をここまで勉強する必要があるかと聞かれれば,正直ないというしかない。とはいえ手元において分からないことを調べるには最善。
読んだ基本書 民事手続法
私が読んだ民事手続法の基本書を紹介しよう(星は役立ち度です)。
★★★ アメリカ民事手続法 第3版 (アメリカ法ベーシックス)
素晴らしい本。非常に薄い中に,陪審員制度の問題点やら証拠法の基礎まで盛り込みつつ,試験範囲を網羅的にカバーする。ただ余りに凝縮されているので一度や二度読んだだけでは理解が難しく,何度も読む必要があるような本。「分かりやすい」解説が好きな人にはお勧めできない。
★★ Glannon’s Guide to Civ Pro
付加管轄権supplement jurisdiction,法廷地venue,エリードクトリン,などアウトラインで理解が困難であった部分が非常によく理解できた。ただここまで深い理解がbarexamで必要なのかは微妙。もっともここまでやればMBEで圧倒的な自信は持てる。
★★★ アメリカ民事手続法 第3版 (アメリカ法ベーシックス)
素晴らしい本。非常に薄い中に,陪審員制度の問題点やら証拠法の基礎まで盛り込みつつ,試験範囲を網羅的にカバーする。ただ余りに凝縮されているので一度や二度読んだだけでは理解が難しく,何度も読む必要があるような本。「分かりやすい」解説が好きな人にはお勧めできない。
★★ Glannon’s Guide to Civ Pro
付加管轄権supplement jurisdiction,法廷地venue,エリードクトリン,などアウトラインで理解が困難であった部分が非常によく理解できた。ただここまで深い理解がbarexamで必要なのかは微妙。もっともここまでやればMBEで圧倒的な自信は持てる。
読んだ基本書 刑法/刑事手続法
私が読んだ刑法と刑事手続法の基本書を紹介しよう(星は役立ち度です)。
刑法
★★ Nutshell
論文調で少々表現は難しいが,アメリカ刑法全般を的確,コンパクトに相当の深さをもって解説。最善の本かは分からないか,barexamにはこの程度で十分かと思う。
刑事手続法
★★★ Understanding Criminal procedure
大人気の本。上下巻に分かれるが上だけ購入。それで試験範囲の9割はカバー。
最高裁判例の歴史的な流れとともに,ルールの裏にある根拠と現代ルールの問題点まで分かりやすく説明。この科目の他の本を見ていないが,それでもベストだと思っている。日本語訳もLexisから販売されている。
★ アメリカにおける証拠開示制度・ディスカバリーの実際
民事のディカバリ―と間違えて購入。読んでから知ったのだが刑事のディカバリーはbarexamの範囲外であった・・・(試験範囲は分かりづらいので,予備校教材以外で学ぶ際には常に要注意であることを知った貴重な本)。
刑法
★★ Nutshell
論文調で少々表現は難しいが,アメリカ刑法全般を的確,コンパクトに相当の深さをもって解説。最善の本かは分からないか,barexamにはこの程度で十分かと思う。
刑事手続法
★★★ Understanding Criminal procedure
大人気の本。上下巻に分かれるが上だけ購入。それで試験範囲の9割はカバー。
最高裁判例の歴史的な流れとともに,ルールの裏にある根拠と現代ルールの問題点まで分かりやすく説明。この科目の他の本を見ていないが,それでもベストだと思っている。日本語訳もLexisから販売されている。
★ アメリカにおける証拠開示制度・ディスカバリーの実際
民事のディカバリ―と間違えて購入。読んでから知ったのだが刑事のディカバリーはbarexamの範囲外であった・・・(試験範囲は分かりづらいので,予備校教材以外で学ぶ際には常に要注意であることを知った貴重な本)。
