毎回論点の予想を適当にしているのであるが,思ったより当たる。
ということで,少し本気で予想してみた。
(本命=◎,対抗=◯,穴=△,大穴▲)
弁護士倫理
◎ 報酬規制
(特にCAでは原則書面作成が義務付け,その他referral, sharing)
◯ 広告規制,利益相反
▲ 刑事被告人が「俺はウソの証言をする!」と言い出した際の規律
▲ 間違って依頼者宛の文書を敵方弁護士に送付
→受け取った弁護士が同文書を利用。
双方の弁護士倫理上の問題
不動産財産法
◎ Easement又はReal Covenant/Equitable Servitude
(賃借権と並ぶ定番,次はこれ)
前者を二重譲渡と絡めてが本命
後者の特にImplied Reciprocal Negative Servitudeが穴
△ Land Conveyance (特にconveyance by deedのdelivery要件)
▲ Lateral / Subjacent Support (意外に良く出ている)
憲法
◎ 表現の自由(ド本命,可能性大,絞るなら広告表現の自由)
◯ 平等原則
▲ Anti-Commandeering Doctrine(連邦の立法権の限界)
遺言/信託 (クロスオーバー◎,信託プロパー△,遺言プロパー△)
◯ 信託:受託者の義務(特に穴はPrudent Investor Rule)
◯ 遺言:Undue Influence 又はMistakeと外部証拠(予想困難)
△ 注ぎ込み遺言(遺言・信託のクロスオーバーで)
▲ Spend Thrift Trust
刑法/刑事手続
◎ Miranda Rule違反の自白と第6修正のright to counsel
(違反時の証拠能力も)
◯ 無令状捜索の限界
(特にArizona v. Gant に似た手錠して逮捕した後の車捜索)
令状の有効性とGood Faith Exception
殺人,Theft Crime
△ 毒樹の果実,Duress, Entrapment
▲ 死刑,false imprisonments
民事訴訟法
◎ Personal Jurisdiction (ド本命と言えるほど可能性は高くはない)
△ The Erie Doctrine
△ PJとvenueの絡む問題
▲ CA民訴法(特に訴状の必要的記載事項又は既判力・争点効)
さて,どれぐらい当たるものなのだろうか。
本命を当てても嬉しくないので,できれば大穴を当てたいのだが…
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