2020年01月09日

MBEの時間管理


MBEの練習において,
 早くから時間を管理し,できる限り早く解くよう努力すべきだという説(速攻説)
 最初の内は時間を気にせず,1問1問じっくり考えるべきだという説(のんびり説)
の両方の意見を耳にして,どうしようかと迷った。
 私の場合は,結論的にはのんびり説でいき,1000問以上解き,ある程度自信がついてから,時間を測り,早く解くよう努力するようにした。

 私のようにロースクールに行かないで受験しようと思えば,試験の少なくとも1年前から勉強を開始する。しかし,速攻説を説く人は試験がかなり迫った状況で勉強を開始しているのだろう。
 そのような状況であれば,のんびりもしていられないのも理解できる。しかし,試験まで時間があるのであれば,のんびりした方が良いと思う。

 初期段階において重要なことは,正解することでも早く解くことでもなく,問題から何を学べるかだ。
 しかし,急いで解くだけでは「できた!」「間違えた!」と一喜一憂するばかりで何も学べない。じっくり問題と解答を読み,時間をかけて考えるという作業を通すことで,問題からいろいろ学べるのだと思う。
 そもそも,日本人の多くは,初期段階で,1問1分48秒で解くのはとうてい不可能だと思う。にもかかわらず,時間を測ってしまうと,できないことばかりが気になってしまい,むやみに慌ててしまいそうだ。

 私のイメージでは,時間をかければ6〜7割は正解できるようになってから,時間を気にすれば十分だと思う。(AdaptiBarやBarmaxを利用すると,勝手に時間を計測されてしまう。そのため,アダプティバーを最初から使うべきではないとも思う。)

posted by 内田清隆 at 16:21| Comment(0) | TrackBack(0) | MBEについて
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