「burglary」は伝統的には夜に行われることが要件であったが,現在では多数の州で同要件は廃止されている。
「de fact corporation」という伝統的な法理は,ほとんどの州で放棄されている。
このように古い法律と新しい法律で内容が異なる場合,どのようにしたらいいのであろうか?
理想的には,両方を書いた方がいいに決まっていて,それが加点になる場合も多いのであろう。
baressaysの採点基準だけから判断すると,前者のburglaryの要件のように「多くのアウトラインに古いルールも新しいルールも出ている場合」は両方書いた方が加点になる,一方で後者のde fact corporationのルールのように「多くのアウトラインには古いルールしか出ていない」場合には新しいルールを書いても加点にならないという扱いのように思えた。
ただ,あるかないか不明のわずかな加点を求めて両方のルールを書けるのは,エッセーで時間が余ってしまう猛者だけの話。
凡人は,とにかく一つのルールを覚えてそれを書くというのが合格への早道のようだ。
もっとも,そもそも法律によってルールが違う場合の対応は,あまり気にする必要はない。
多くのエッセー問題で,古い法律と新しい法律で要件が違う場合,どちらでも結論が変わらない事例が出題されることがほとんどであり(絶対ではない),その論点が浮かび上がらないようにしている。
また,ルールはいい加減でいいというのがカリフォルニア州司法試験の大原則なので,どちらでもいいので,自信をもってどちらかのルールを書けば,獲得点数に大きな差がつくこともない。
2020年01月09日
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