2020年01月09日

何通の答案を書くべきなのか

 エッセーの練習において,実際に答案を作成するという練習が重要であることは争いがないと思われる。では,何通ぐらい書くのが適当なのであろうか。
 ネットで,色々な意見を調べたが,1科目5通程度は練習したい(でも時間の関係で3通しかできなかった)といった意見が多数であるように感じた(ただしMBEの問題を何問やるべきかについての意見と比べると,全体的に意見が少ない。)。

 Basickの問題集でも,barbriの問題集でも1科目あたり5〜6問であり,自分の感覚でも5〜6問あれば,頻出重要論点はカバーできる。
 そう考えると,上記意見は正鵠を射ているのであろう。

 ただ私は,1科目10問ずつほど実際に書いてみたし,もう少し書いても良かったと思っている。理由は二つ。
 一つ目の理由は,英語力に不足があったからである。私はなかなかエッセーで必要な量を1時間で書けるようにならなかった。そのため,内容以前に,ともかく書く練習が多く必要であった。
 もう一つの理由は,勉強する時間があったからだ。100問実際に書いても要する時間は100時間,同じ時間復習するとしても200時間に過ぎない。ロースクール卒業後に勉強を開始した人と比較して,私にとって200時間が全勉強時間に占める割合は大きなものではなかった。

 結局のところ,何通の答案を書くべきかは,人によって大きく違うのだろう。「書くことには問題がないがイシュースポッティングに問題がある」人であれば実際に書くよりも,多くの問題に触れることが重要であろう。また,時間がない状況であれば,実際に書くよりも多くの問題に触れることが効率的である可能性も高い。

 なお,1科目5問ほどやれば,頻出重要論点はカバーできるとしても,当然のことながら,過去に出題された全ての論点に触れられるわけではない。
 そしてカリフォルニア州司法試験においては,過去に出題された論点が再度出題される可能性は非常に高い。
 そのため,実際に書いてみるのは1科目5通で足りるとしても,できる限りたくさんのエッセーに目を通すべきことは間違いがない。
posted by 内田清隆 at 15:09| Comment(0) | TrackBack(0) | エッセーについて  
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