sample answerやbaressays.comで高得点をあげている回答を見ると,高得点(70点以上)を出すには1200〜1500語が必要そうである。また,900語平均であれば,65点(合格点)を取ることは可能であると思う。しかし,その場合は,余事記載は許されない。
カリフォルニア州司法試験のエッセーでは,余事記載には減点がないので,とにかく論点かもしれないと思われるものは,全部書くのが良いとされている。しかし,その作戦で合格点を取るには,やはり1200語ぐらい書ける能力が欲しい。
私は,受験半年前の段階では平均600語ぐらいしか書けず,受験時になっても残念ながら平均900語ぐらいしか書けるようにならなかった(本番は950語くらいまでいけたかもしれない)。もう少し,少ない語数(例えば平均800語)しか書けなくても,合格は可能だと思うが,書ける量が少なくなればなるほど,短い文章で,余事記載なく的確に書かなければいけなくなり,ハードルはどんどんあがっていく。
自分の場合は,基本的に余事記載(点にならない論点issueの記載)は,許されて一つという感じであった。そのため,通常以上に, 論点抽出issue spottingの正確性が要求された。しかし,自分にとっては,早く英語の文章を書く能力を身につけるよりは,正確な論点抽出の方がまだ楽であった。
なお,合格点に必要な語数は,出題内容によって大きく異なる。600語で足りる問題もあるし,1200語欲しい問題もある(模範解答例の長さの差をみれば,一目瞭然である)。上記はあくまでも平均である。
そのため,回答にあたっては,必要な長さを考えて書くことも重要である。問題文を読んで,おおよそ必要な長さを理解し,それに合わせて,適宜,省略気味に書く技術である。
よほど早く英語を書ける人以外にとっては,カリフォルニア州司法試験のエッセーは常に時間との勝負である。その中で,多くの問題を実際に書いてみて,1時間で自分が書ける量についての体内時計を作っていくことが重要だと思う。
試験後すぐに,その能力は失われてしまったが,試験当日は,「このぐらいの勢いで書いていくと何語ぐらいで何分ぐらいで終わるな〜」というのが的確に予想できていた。そんな体内時計を作るためには,やはりきちんと時間を測りながら多くの問題を解くのが重要だろう。
2019年10月11日
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